ワークフローとは?
ワークフローとは作業を自動化し効率化する処理のことです。
ワークフローを利用することで、
業務上の手数を減らすとともに、処理忘れなどを防ぐことができ、
結果として業務のスピードアップと正確さが期待できます。
ワークフローでは「いつ」「実行する処理」「処理するデータの条件」を設定します。
Zoho CRMのワークフローは選択していくだけで簡単に設定できます。
実行する処理としては、メール通知やタスク作成、項目更新、WEB通知などがあります。
ワークフローでいち早く営業活動を開始する!
例えば、 展示会で名刺交換した見込み客のうち、
商談に持ち込める可能性が高いと思われる見込み客には、
優先的に営業担当者からフォロー電話をかけてもらいたいですよね。
今回はそうした場面を想定して、
CRMに見込み客データが登録されたら、
データの発生元が「展示会」で、かつ「優先度」が「高い」ものについて、
「顧客に連絡する」というタスクを作り、
タスクを割り当てた営業担当者に通知するワークフローを設定してみましょう。
さらに、タスクの期限前にリマインドする設定もすることで、
営業担当者がタスクを忘れずに実施するよう促すことができます。
他にも、見込み客タブにデータが登録されたら社内にメールで詳細を通知したり、
登録された見込み客の「都道府県」に基づいて
適任の担当者を自動で割り当てたりする、なども自動化できます。
設定方法
設定前の準備
今回のワークフローで使う項目はCRMのデフォルト項目ではないため、
事前に登録しておきます。
<今回事前に登録する項目>
- 「見込み客」タブのデータ項目「見込み客のデータ元」の選択肢に「展示会」を追加
- 「見込み客」タブ に「優先度」というデータ項目を追加
設定方法
- 画面右上にある歯車マークをクリック
- 設定画面の「自動化」カテゴリーにある「ワークフロールール」をクリック(動画1:17)
- 「ルールを作成する」ボタンを押す(動画1:22)
- どのタブに対してワークフローを作成するのかを選択する(動画1:25)
(今回は「見込み客」を選択) - ルール名と詳細情報(任意)を入力(動画1:37)
(今回は「見込客:展示会フォロータスク作成」と入力)
※ルール名は何をするワークフローなのかわかる名前がお勧め - 「次へ」ボタンを押す(動画1:46)
- 「日時」で実行するタイミングを指定(動画1:48)
「このルールをいつ実行しますか?」で該当するタイミングをチェック
(今回は「データの操作」にチェックして「作成」を選択することで、
「見込み客」データが作成された時に実行される) - 「次へ」ボタンを押す (動画1:56)
- 「条件」を指定する(動画1:59)
(今回は「見込み客のデータ元」が「展示会」かつ「優先度」が高いという条件で
タスクを作成したいので「条件に一致する見込み客」にチェックして設定
条件1「データ元」:「次の値と等しい」:「展示会」
条件2「優先度」 :「次の値と等しい」:「高」)
※条件2を追加するには条件1の右にある「+」をクリック - 「次へ」ボタンをクリック(動画2:28)
- 「すぐに実行する処理」で「タスク」を選択(動画2:30)
「タスクの割り当て」画面が表示されるので、
「+新しいタスク」ボタンを押して「件名」「期限」を入力 - 「ユーザーを選択」から担当者を選択(動画2:42)
- 「担当者に通知する」にチェックを入れると、
担当者にタスクを割り当てたことを通知できる(動画2:47) - 「リマインダーの送信」チェックを入れ、
タスクの期限を基準にリマインドする日時を設定し、
通知方法をメールかポップアップかのどちらかを選択(動画2:54)
※ポップアップ通知はCRMにログインをしたときにCRMの画面内で表示される - 「保存して関連付ける」ボタンを押す(動画3:17)
- ワークフローの作成画面で「保存」ボタンを押す(動画3:21)
動画でチェック!
ZohoOne導入支援サービス / インプルーブにご相談下さい!
便利な仕組みであるZohoですが、導入スピードを上げるためには、
自社で悩むよりも専門で導入支援/コンサルティング/サポートをする企業を頼るのが近道です。
インプルーブでは中小企業向けにZohoOne導入支援サービスを行っています。
最初の導入支援から毎月のコンサルサポートまで行っておりますので、
お気軽にご相談ください。
売上UPに繋がる特別感のある顧客対応を実現!
MA/CRM導入&運用コンサルサポートサービス
TOKUBETU
トクベツ
下記フォームからご入力いただきますと営業からご連絡致します。