住所項目の表示順を日本の仕様に設定して見やすくする
Zoho CRM を導入した初期の状態では、住所項目が英語仕様の表記順になっています。
具体的には「町名・番地」「市区町村」「都道府県」の順で表示されます。
この状態では、日本国内で利用するには使用しづらいため、
住所項目の表示順を変更して運用しましょう。
分けて登録された住所項目を結合して表示する
住所項目は 「都道府県」「市区町村」「町名・番地」 に分けて管理されますが、
この住所項目を一つにまとめて表示する設定をしておくと、運用上便利です。
今回は、「数式」項目で関数を使って設定します。
操作方法
住所項目の表示順を変更する
- 画面右上の歯車マークをクリック
- 「設定」のカテゴリー「カスタマイズ」にある「タブと項目」をクリック(動画0:30)
- タブの一覧から「取引先」タブを選択(動画0:36)
- 「レイアウト」の「名前」にある「標準」をクリック(動画0:39)
- 「住所情報」セクションにある項目をドラッグして並べ替える(動画0:41)
※「請求先」「納品先」それぞれの住所項目があるので、両方並び替える
住所項目を結合してセットする項目を作成する
上記の4.まで操作した状態から設定します。
- 画面左の「新しい項目」から「数式」をドラッグ&ドロップで
「住所情報」セクションに追加(動画1:05) - 「数式の詳細」ウインドウで「項目のラベル」に表示する項目名を入力する (動画1:27)
※動画では「住所(請求先)」と入力 - 「戻り値の種類」は「文字列」を選択(動画1:33)
- 「関数の選択」は「文字列の関数」を選択し、その中から「Concat」を選択して
「挿入」ボタンを押す(動画1:38) - 下にある「数式*」欄に挿入された「Concat()」のカッコの中をクリックしてカーソルを置き、
「項目の選択」で「取引先情報」から結合したい項目を選択する(動画2:06)
この時、入れる項目と項目の間には半角カンマ「,」を入力する
※動画では、「都道府県」,「市区町村」,「番地」を入力 - 入力できたら「構文のチェック」ボタンを押す(動画2:27)
- エラーがないことが確認できたら、「完了」ボタンを押す(動画2:32)
- 「標準」画面に戻るので、「保存して閉じる」ボタンを押す(動画2:37)
なお、ここで作成した項目は、編集画面および作成画面では表示されません。
(入力項目ではなく、値が自動生成される項目のため)
Zoho CRM では、文字列型の数式項目の作成に使用する関数で、すべての文字列を連結して返します。
使用法:Concat(‘文字列’,’文字列’,…)
使用例:Concat(‘姓’,’ ‘,’名’)は、「姓 名」(姓と名の間に半角の空白を挿入している)を返します。
作成した項目に値をセットする
この時点では、すでに入力されている住所項目については
新しく作成した項目にまだセットされていません。
そこで、一度編集画面を開いて保存することで、
「都道府県」「市区町村」「町名・番地」を結合したデータがセットされます。
- 「取引先」タブを開き、「概要」の「住所情報」を見ると、
新しく作成した項目が表示されているが、まだ空欄の状態 - 右上の「編集」ボタンを押して編集画面を開き、そのまま「保存」ボタンを押す(動画2:53)
これから取引先のデータを新規で入力する場合は、
「都道府県」「市区町村」「町名・番地」を入力して保存すると、
自動的に結合されてセットされます。 (動画3:09)
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